海を渡るドライブコースを紹介
自動車旅行を楽しむ人の多くは車を運転することが好きで、お気に入りの道路がある人も少なくないようです。
景色が良い、視界が開けていて走りやすい、そんな道路は運転する人を爽快な気分にさせてくれますし、旅行の同乗者も一緒に楽しむことができます。
ここでは、自動車で島と島を渡る旅をする人が使う、橋や海中道路をいくつか紹介します。
瀬戸内しまなみ海道(愛媛県今治市と広島県尾道市を結ぶ)
本州と四国を結ぶ道路の中では、歩いたり自転車で渡ったりできるのはこの道路だけです。
瀬戸内海にあるたくさんの島々を、大小10本の橋がつないでいます。
角島大橋(山口県下関市豊北町角島と下関市豊北町神田を結ぶ)
長さは1780mあり、通行料がかからない橋としては、かつて国内最長でした。
ところが2005年2月に沖縄にある古宇利大橋(こうりおおはし)が開通すると、通行料無料の橋としては2番目に長い橋となりました。
瀬戸中央自動車道(香川県坂出市と岡山県倉敷市を結ぶ)
瀬戸大橋と言った方が馴染み深いかもしれませんね。
これは本州と四国を大きな6本の橋がつないでいる道路で、自動車が走る道路の下にはJR本四備讃線が通り、自動車と電車の2階建てになっています。
海中道路(沖縄県うるま市)
沖縄県道10号線で、勝連半島から平安座島までをむすんでいる道路です。
島と島をつなぐ道路の多くが橋を作って通っていますが、ここは浅い海を埋め立てて道路が作ってあります。
しかし海を道路がふさいでしまうと船が通れなくなるので、一部橋を組み合わせて船の通り道を確保してあります。
この道路を海の上を一直線に走り、景色がよく、中間地点には公園もあります。