「旅行するなら山より海だなぁ」と言う人の中にも、さらに日本海側が好きな人、太平洋側が好きな人がいることでしょう。
海に囲まれた日本では自動車で走りながら海岸沿いの景色を楽しめる道路がたくさんありますが、日本海側と太平洋側の海の景色がまったく違うように、場所によって海の色や波の激しさが異なります。
海を真横に見ながらその地域の景色を楽しめるのも、自動車旅行ならではです。
ここでは潮風を感じながら気持ちよく走れる道路をいくつか紹介します。
黒潮が打ち寄せる海岸沿いの国道321号のことです。
太陽の光を浴びながら走れるという特徴と、321号線という番号から「サニー」の愛称が付けられたようです。
黒潮は南の海から流れてくる暖かい海流で、黒潮が流れる地域は気候も暖かく、冬でも樹木が茂って海岸沿いのドライブを楽しませてくれます。
千葉県房総半島の太平洋側にある九十九里浜の海を眺めながらのドライブが楽しめます。
別名を波乗り道路とも言うそうです。
三重県鳥羽市から志摩市へと走る道路で、天気の良い日には富士山まで見渡すことができます。
途中にある鳥羽展望台からは、志摩半島のリアス式海岸の美しい景色が望めます。
宮崎県宮崎市から串間市都井への日南海岸沿いを走る道路です。
フェニックスとはヤシ科の植物で、その他ワシントンヤシなども沿道に植えられ、この道路を走ると南国の雰囲気を味わうことができます。